【さぁ夏だ!旅の支度を始めよう】 アジアン・トラベラーのおすすめ!(Vol.3) タイ編

2年以上も続いたコロナ鎖国も終息感が出てきて、そろそろ海外へ行けるかと思ったら、ロシアウクライナ戦争の影響による「円安」時代に突入。海外へ行かないと酸欠状態に陥るアジアントラベラーは、今回も口をパクパクさせながら情報をむさぼるのであります。

 

なになに?

タイ政府が7月1日に新型コロナウイルスのエンデミックを目指すと発表。

入国制限完全撤廃に至らずも、タイランドパスは撤廃に。

どういうことかと調べてみると、7月1日からはワクチン未接種でもOK。但し、渡航前72時間以内に行ったPCR検査、もしくは専門機関での抗原検査の陰性証明書だけは必要で、入国後の隔離や検査もなくなりました。

さらに、バカ高い海外旅行保険の義務化も撤廃に。

 

タイ政府さん、ありがとう。

これで夏休みに間に合いました。

感染しても自己責任ですよ!

新型コロナウイルスにも対応可能な海外旅行保険への加入義務がなくなったわけですが、当然感染リスクはゼロではありません。それでなくても海外での医療費は高額なので、カード付帯の保険などの内容を確認しておきましょう。また、日本への帰国時の規制も変更があるので、詳しい最新情報は、外務省「海外安全ホームページをチェックしてください。

 

ということで、ベトナムに続いてアジアン・トラベラーおすすめ(Vol.3)の旅先は、微笑みの国タイ王国です。

 

タイの基礎知識

タイは日本から直行便で約6~7時間で行ける東南アジアの国で、ミャンマーラオスカンボジアと隣接しております。国民の95%が仏教徒というだけのこともあり、多くの寺院が手厚く保護されています。創建が14世紀から始まったバンコクでも最も古い「ワット・ポー」寺院など見どころは沢山あります。乾季と雨季のある熱帯性の気候で、季節によっては気温が40度を超えることもあります。

 

国名 タイ王国

首都 クルンテープ・マハナコーン(通称:バンコック))

人口 約6.000万人(2020年統計)

国土 日本の約1.4倍

言語 タイ語

通貨 タイ・バーツ(1円=0.26バーツバーツ)※2020年6月現在

ビザ 日本人は観光ビザ免除制度が適用(29泊30日以内)

タイの良いところ

タイの良いところは、温厚で親切な性格の人が多いところです。争いごとは好まず平和的に物事を解決します。さすが「微笑みの国」と呼ばれるだけのことはあります。その「微笑みの国」の由来は様々ですが、「タンブン」という興味深い庶民の仏教観念があります。タンブンとは徳を積む行為を表し、人や動物を助けいたわる精神です。また熱心に寺院で祈りを捧げ、寺院や僧侶に寄付をすることでも、多くのブン(徳)を得ることができます。ブンを積まないと来世で低い身分に生まれかわってしまうと言われ、タイ人の男子は出家するのが社会的に望ましいとされております。ワット・ポー寺院の長さ46mの寝釈迦仏、その金色に輝く穏やかな微笑みこそ、タイ仏教の教えであり、「微笑みの国」由来なのでしょうか。

タイの危ないところ

「微笑みの国」にも悪いやからはおります。スリ、置き引き、ひったくりといった犯罪に日本人が巻き込まれることもあります。また、タクシーやトゥクトゥクなどで、違う行先へ連れてかられたり、ボッタくりの被害もありますので、市街地や繁華街では注意が必要です。

アジアン・トラベラーおすすめ旅スタイルは

アジアン・トラベラーがおすすめするタイの旅スタイルは、「のんびりゆっくり」列車旅です。スマホ片手に時間の無駄を避ける生活が身についている日本人には、修行にも近いことかもしれませんが、車窓から自然豊かな景色を眺めたり、本を読んだり。多少の遅れなどは気にせず、のんびりゆっくり進む列車に揺られる。なんて贅沢な時間なんでしょう。

タイ国有鉄道

バンコクタイ古式マッサージを受けカラダの疲れを癒したら、第2の都市である古都チェンマイ(北部)まで足を延ばしてみましょう。移動手段はもちろん寝台列車。夕方にバンコクを出て、車窓から朝日を眺め、お昼にはチェンマイに着きます。チケットの価格は2等寝台(エアコン付き)で日本円にして3,000円程度。飛行機のおよそ4分の1という安さは魅力です。(時間は飛行機の13倍かかりますが、、、)

チケットはフアランポーン駅(タイ中央駅)まで購入するか、タイ国鉄の予約サイトからも購入できます。

チェンマイの子どもたち

ワット・プラタート・ドイ・ステープ

アジアのひとり旅と言えば

「列車を使ったひとり旅、アジアの街歩き」に興味がある人は、ぜひこのチャンネルをご覧あれ。

コロナ禍を経て、2年ぶりに動画(タイ)がアップされました。(ナレーションが渋すぎます)

アジアトラベルノー

https://www.youtube.com/channel/UCXeeOgbhWi-LWq70RbHLxHw



まとめ

タイ古式マッサージの奥義は「セン」と呼ばれる人体のエネルギーラインを良くする技にあります。

「腰が痛い」と伝えても、足をガンガン責められます。思わず「ジップ・テ・サバイ(痛い・けど・気持ちいい)」と声を漏らしてしまいます。いつの日かタイにマッサージ留学をして、「セン」の奥義を極めてみたいと願うばかりです。平和で安全な世の中、気軽に海外旅行ができる日々のありがたみを忘れずに、アジアン・トラベラーの旅は続きます。

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